報道発表資料
2016年03月09日
- その他
浪江町・双葉町・富岡町における津波がれきの撤去及び仮置場への搬入完了について
環境省では、浪江町、双葉町及び富岡町の対策地域内において東日本大震災直後に暫定的に集積された災害廃棄物(津波がれき)の収集及び仮置場への搬入業務を本年3月末で完了することになりましたのでお知らせいたします。 ※震災直後に暫定的に集積された災害廃棄物(津波がれき)は、被災地に点在していたり、大規模に集積されていたものです。
浪江町、双葉町及び富岡町の津波被災地のがれき撤去については、平成26年度から実施しておりました。
3月末までに、約18.3万トン(浪江町棚塩・請戸・中浜・両竹・北幾世橋・幾世橋地区15.6万トン、双葉町両竹・中野・中浜地区0.9万トン、富岡町毛萱・仏浜・曲田地区1.8万トン)のがれきの収集及び災害廃棄物仮置場への搬入が完了いたします。
これまで対策地域内でがれき撤去が完了したのは、平成25年6月に完了した楢葉町、平成27年3月に完了した南相馬市となります。
また、仮置場に搬入したがれきは、破砕選別を進めており、コンクリート殻や津波堆積物を海岸防災林事業等の公共事業の資材として活用するなど再生利用を進めてまいります。
なお、がれき撤去を行う中で、新たに発見された被災車両等については、引き続いて撤去を行ってまいります。
添付資料
- ■ 問い合わせ先
- 福島環境再生事務所
放射能汚染廃棄物対策第一課
電話:024-573-7547
課長:永森一暢
首席廃棄物対策官:大川裕
課長補佐:藤田宏篤